気仙地方古民家再生プロジェクト
岩手県気仙地方には気仙大工による古民家が多数現存しており、建築的価値が認められています。しかし災害公営住宅の建設など被災者に直接関わることが優先され、古民家再生への支援は後回しにされています。これは仕方ない側面もありますが、一段落する数年後に再生計画を始めてもその頃には放置されていた古材は腐敗し手遅れとなってしまいます。そこで気仙大工によって建てられた古民家等の保護活動を行います。この活動は、津波により被災した地域に移築することで同じ気仙地方の歴史・文化の継承にもつながります。
なお、この活動は三井物産株式会社環境基金、公益社団法人企業メセナ協議会の助成を受けて活動しています。